一人思考

【独り言③】人生をゼロから再構成する

タイトル

こんにちは、クロンです。

最近、自分の理想的な人生とは何か?それを得るために何をすればよいのか?

そう考えることが多くなりました。

今回はその考え方について、一つ効率的な方法を考えたので紹介したいと思います。

口調が少し変わりますが、何かの参考になれば、幸いです。

それでは、どうぞ。

人生をゼロから再構成する

 自分の人生のゴール地点は何か?目標とする到達点はどこにあるか?

 幸せになるためには何が必要か?何をすればよいか?

 それを考えるとき、往々にして人は現時点での自分の人生の状態を起点として考える。

 今の人生に何を足せば、さらに幸福になれるか?

 今の人生から何を引けば、さらに幸福になれるか?

 その思考プロセスだと、今の自分の人生をゼロ地点としてある程度の距離を右往左往するだけで、さらに遠い位置にある選択肢や幸福に気付かない。

 自分の幸福の源は、自分がどのような価値観をもつのかによる

 もし今の人生が、自分の本来の価値観とはかけ離れたところにあるのだとしたら、今の自分の人生に何かを足し引きして、幸福への到達を目指そうとするのは些か以上の苦労や時間が伴う。

 人は知らず知らずのうちに、そういう思考プロセスが出来ているのだと思う。

 何故ならば、自分は今のライフスタイルや持ち物を容易に捨てることが出来ないからだ。

 脱皮するかの如く、急激に変態することは、常人には困難を極める。

 だから、今の自分の人生にマイナーチェンジを少しずつ加え、いずれ幸福へ至ろうとしてしまう。

 なので結論としては、ひとまず、自分の人生というものの悉くを忘れ去ることが大切である。

 そうして、自分の本来もっている価値観にシンプルに向き合い、改めて自分の人生には何が必要かを0から拾い集めて、人生を基底部から構築する。

 具体的には、例えば筆者の重視する価値観は、

 「自由」、これに尽きる。 

 一先ず、今の自分の状況(家族構成など)は忘れて考えてみる。

 (もし自分の価値観が分からなければ、自分の価値観マップを作成してみるとよい。ネットで検索すれば、作成方法が山のように落ちている。価値観マップを作ることは、人生における自分のゴール地点を見つけるのとほぼ同義である。言い換えるならば、人生の羅針盤を持って航海することが出来るようになる。これを作ることによって、人生という航海を迷走せず、目的地に向かって進んでいくことができる。)

 自由に重きを置いた人生を送るために考えるべき要素は、次の通りである。

 (この部分も、価値観は人それぞれなので、自分で考えなければならない。焦る必要はなく、ゆっくりでいい。必要に応じ、少しずつ改訂させていけばいい)

 『健康・人間関係・仕事・お金・時間・趣味・もの』

 それぞれの要素を掘り下げていく。

 ・健康
 【なぜ必要かの理由】
 ・健康がないと、時間やお金があってもその価値を享受できないため。具体的には足腰を悪くし、常時睡眠不足で頭痛や吐き気、苛立ちを伴っていれば、時間があってもお金が沢山あっても、幸福感は得られない。
 【満足レベルの幸福を得るために、どこまで必要か】
 ・病院に通う必要がなく、死ぬまで病気なく元気でいる
 【それを達成するために何をするか】
 ・何十年という食生活・運動・睡眠の積み重ねが、のちの人生に大きな影響を与えると考えられる
 ・食生活:朝食をほぼ無くし、ミニ断食により消化管の負担を減らす。残り2食で必要な栄養素を得られる食事を心がける。暴飲暴食や飲酒喫煙を避け、間食も可能な限り避け、生活習慣病を予防する。
 ・運動:ほぼ毎日30分前後の通歩や自転車通勤を心がける。職場環境により、追加で散歩時間を確保することも検討する。
 ・睡眠:7時間を確保するよう努める。入眠時間をコントロールする。寝る前1時間前に液晶画面を見ない。午後3時以降にカフェインを摂取しない。

 ・人間関係
 【なぜ必要かの理由】
 ・人間は社会的生物であるため、これまでの進化の過程で、社会との断絶が不安感や孤独感を誘発しやすく、心に悪影響を与えてしまうため、社会との最低限のつながりは維持する。
 ・心地よい人間関係は自己肯定感や幸福感に繋がる。
 ・複数名の大切な人間との関わりは、自分が悩んだ時や窮地に立たされた時の保険(救け)にもなる。
 【満足レベルの幸福を得るために、どこまで必要か】
 ・大切な友達との人間関係を維持し、時々一緒に遊びに行く。(季節に1度以上)
 ・妻と、子供を二人もつ
 ・両親と季節に一度は会う
 ・嫌な人間と出会うコミュニティ(仕事など)を捨てる
 【それを達成するために何をするか】
 ・季節に一度里帰りする費用をためる
 ・友人や家族と連絡をある程度の頻度続ける
 ・移動しやすい町に住む
 ・転職する
 ・副業や不労所得で生活できるようにして、常勤(不快な人間関係を齎す環境)から抜け出す

 ・仕事
 【なぜ必要かの理由】
 ・生活資金を得る
 ・社会への繋がりとする
 ・新しいことを学べる(認知症を防止)
 【満足レベルの幸福を得るために、どこまで必要か】
 ・生活資金+自由資金を得る。
  具体的には月に12万円(家賃5万円、食費2万円、光熱費2万円、通信費1万円、その他2万円)=年収約150万円
 ・自分の専門性やポータブル能力や基礎能力を高める仕事内容
 【それを達成するために何をするか】
 ・転職
 ・副業や不労所得でも収入を得られるようにし、本業が低収入だとしても、自分が就きたい職種にも付けるよう選択肢を広げる

 ・お金
 【なぜ必要かの理由】
 ・生きるため
 ・人生を豊かにする物事を入手するため(もの、知識、経験、自由、時間)
 ・何かをピンチになっても生き残れる確率を上げるため
 【満足レベルの幸福を得るために、どこまで必要か】
 ・月に12万円 ※同上
 【それを達成するために何をするか】
 ・収入を継続的に得られるようにする(本業、副業、不労所得)
 ・入手・使用・維持管理・処分にコストのかかるものを買わないようにする、または手放す。

 ・時間
 【なぜ必要かの理由】
 ・時間にゆとりがあると心身共に安らぎを得られる
 ・何かをする時間として使える
 【満足レベルの幸福を得るために、どこまで必要か】
 ・毎日2時間の自由時間(趣味や副業、散歩、ぼーっとする時間に使う)
 【それを達成するために何をするか】
 ・やるべきことを効率化して終わらせる
 ・やることを捨てる(1日の時間の使い方を見直し、無駄な行動の部分を捨てる)
 ・やることを少なくする
 ・やることを他のものに任せる
 ・時間を奪うものから離れる

 ・趣味
 【なぜ必要かの理由】
 ・人生や心身を豊かにする
 【満足レベルの幸福を得るために、どこまで必要か】
 ・読書できる時間を確保し、積み本やアニメやゲームを消化する
 ・毎日自作小説を書く
 【それを達成するために何をするか】
 ・趣味に使える時間を確保する
 ・本棚やデータストレージにある、そこまで必要でないものを削除することで、他の物事に使うはずだった時間をセーブし、本当に好きな物事に時間を掛ける

 ・もの(衣食住その他)
 【なぜ必要かの理由】
 ・生活を豊かにする(時間や健康の入手)
 ・生きるために必要
 【満足レベルの幸福を得るために、どこまで必要か】
 ・衣:こだわらない。機能性重視で、少ない数で気に入ったもの高頻度で着用
 ・食:有害な品質でなければよい。健康のため過剰なお菓子などは買わない。
 ・住:利便性を第一に考える(立地)。正直その時の家族構成を鑑みて、住めればよい。※家賃を抑えることが出来れば、他の項目(時間やお金など)使える。
 【それを達成するために何をするか】
 ・最低限の幸福な生活水準で暮らす。
 ・引っ越し
 ・家を売る
 ・家を賃貸に出す
 ・過剰に所有してあるものを捨てる

 以上の要素を組み上げて、自分の理想の人生を作成する。

 そうして改めて自分の現状と比較し、相違点を見つけ、具体的にどうすれば理想の生活に近付けるのか考える。

 これが、目標とする幸福な人生を見つけ出すための、重要な考え方だと思われる。

 今の人生に足を引っ張られてしまうと、偽りの目標を設定してしまうので注意が必要である。

おわりに

いかがだったでしょうか?

みなさんも現状に縛られず、一度、自分の人生について再検討してみてはいかかでしょうか?

読了ありがとうございました!

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